What’s New
- フロント画面にセッティングボタンを追加。
- Retinaディスプレイを搭載したiPhoneでもキレイに写真を表示できる低解像度オプション(900px)を追加。
- セルフタイマーオプション(10秒)追加。
- PhotoAppLinkをオフにするスイッチを追加。
アナログ感覚で遊ぶことができるトイデジタルカメラ iPhone アプリケーション、『INStan Pocket』がアップデート。
『INStan Pocket』を起動すると、カメラのバック画面になります。ファインダーの左下にある「Color」をタップすると加工サンプルを表示するので、使用するエフェクトを選択。
右下の「Tone」をタップすると4つのスイッチを表示し、エフェクトの濃度や彩度を変更でき、ブラーとフレームを2種類から選べます。
前バージョンから、ファインダーの右側いちばん下に「PREVIEW」ボタンがつき、解像度にかかわらずユーザがプレビュー表示の有無を選択できるようになっています。
プレビュー表示をオンにしている場合には、初期設定では「Develop」ボタンをタップした後、「Send Image To」画面に切り替わります。撮影した写真をカメラロールに保存するだけでなく、メール送信、「PhotoAppLink」ライブラリを採用したほかのアプリケーションに送ることができます。
初期設定は、スクエアフォーマットでの撮影ですが、フォーマットの変更も可能です。左にスワイプすると画面が回転し、カメラのフロント画面になるので、右下の「FORMAT」のスイッチを「ST」に切り替えると、標準フォーマット (Standard) で撮影できます。その右側には、セルフタイマーボタンもあります。
本バージョンでは、右上にセッティングボタンが追加され、低解像度撮影時の解像度と、セルフタイマーの時間の選択ができるようになりました。
また、「PhotoAppLink」の使用もオフにできるようになり、オフにした場合にはプレビュー表示で「Develop」をタップすると、画面を切り替えずにカメラロールに保存します。
最近、作者さんのブログでアナウンスされたのでご存知の方も多いかと思いますが、初期の段階から『INStan Pocket』には隠し機能が実装されていたそうです。フロント画面で、ある操作をするとレンズが交換され、同じエフェクトを使用しても仕上がりが変わってきます。
比較のため、「Toy Storm」エフェクトを使って撮影してみました。下が隠し機能のレンズフィルタを使用したものです。
隠し機能の出現方法については、作者さんのブログをご参照ください。
トイカメラ系のエフェクトのほかに、モノクロ系エフェクトも用意されています。画面下半分を上方向にスワイプするとモニタが外れ、横にスワイプするとモノクロ系エフェクトを備えたモニタに切り替わります。モニタを取り付けるには画面下半分を下方向にスワイプします。
モニタを取り外したままでも撮影可能です。その場合には、専用エフェクトが適用され、まれにライト・リークを起こすようになっています。
モノクロ系のエフェクトは、4種類あります。
そのほかにもファインダー右側に、ホワイトバランス・露出・フォーカスをロックできるボタンと多重露光撮影用のボタンを備えているので、うまく使用するとおもしろい写真を撮れます。
慣れるまでに少し時間がかかるかもしれますが、使えるようになると手放せなくなるトイデジタルカメラアプリケーションです。『INStan Pocket』を使いこなすための撮影会もおこなわれるので、お持ちの方は参加するとおもしろさが増すかもしれません。
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