What’s New (v.5.0)
- Fully compatible with El Capitan (with System Integrity Protection turned on or off).
- Support for tabbed Finder windows in the Finder-click feature.
- Default folders that can be applied by file extension as well as by application.
- Hierarchical menus can now display all folders before files.
- Tracking of recent files as well as recent folders.
- An integrated menu in the Finder’s toolbar.
- Configurable keyboard shortcuts.
- More information displayed for selected files.
- File / folder tagging with draggable recent tags.
- A new drag & drop sidebar for quick access to files and folders.
- An updated user interface for setting preferences, adding favorites and setting default folders.
ひさしぶりの紹介です(ひさしぶりすぎて本当にスミマセン)。
旧 Mac OS 時代から愛用している、オープン/セーブダイアログ(シート)を強化する『Default Folder X』がアップデート。
OS X El Capitan に正式対応
新たなセキュリティ技術「システム整合性保護」が OS X El Capitan から導入されたため(参考:Mac のシステム整合性保護について – Apple サポート)、しばらく『Default Folder X』が使えない状態が続いていましたが v.5.0 で正式に対応。
従来の環境設定パネルから、アプリケーションに変更されています。環境設定パネル時代の設定は、v.5.0 に引き継ぐことができます。
オープン/セーブダイアログ(シート)で開くデフォルトのフォルダをアプリケーションごとに指定可能(下は「プレビュー」)。
オープンダイアログでは、下に表示するパネルで選択したファイルをプレビューしたり、情報の確認もできます。
右側のメニューで、ダイアログで選択したファイル/フォルダを Finder に表示、リネーム、ゴミ箱へ移動、圧縮も可能です。
デフォルトのフォルダのほかにも、よく使うフォルダや、最近使ったフォルダ、最近使った項目を内包するフォルダへ素早く移動できます。
v.5.0 の新機能
『Default Folder X』の最新版は El Capitan に対応しただけでなく、新機能も追加されています。
一つはよく使用するフォルダやファイルを登録できるサイドバーです。
ダイアログから「+」アイコンにドラッグ&ドロップで登録でき、登録した項目を開いたり、内包するフォルダをダイアログに表示できます。
また、最新版ではデフォルトのフォルダをアプリケーションごとに指定するだけでなく、保存するファイルの拡張子でも指定できるようになっています。
下はプレーンテキストエディタ『CotEditor』のセーブダイアログですが、例えば「html」ファイルを保存する場合には「ブログ用」フォルダ、「txt」ファイルを保存する場合には「原稿」フォルダを開く、といった具合に設定も可能です。
よく使用するフォルダをショートカットキーで開く
また、よく使用するフォルダにショートカットキーを設定し、Finder やオープン/セーブダイアログで開く機能も備えています。
作業環境に応じてフォルダセットを切り替え
デフォルトのフォルダ/よく使うフォルダのセットを複数作成でき、作業環境に応じて『Default Folder X』のメニューからセットを素早く切り替えられます。
30日の試用期間がある $34.95 のシェアウェアです。v.5.0 より前のバージョンからは、$14.95 の有料アップグレードです。
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