西洋では長い間、美術は教会と統治者達のものであり、一般の人々が目にする美術作品といえば教会堂の装飾に限られていました。そのため西洋美術の歴史を追うことは、そのままキリスト教の歴史を追うことでもあります。
初期の偶像崇拝を禁止した絵画から、華々しく感情的でドラマティックなカトリック美術の開花。そしてそれを批判するプロテスタントの台頭。長い歴史を経てキリスト教美術は今日まで生き残ってきました。大画家とキリスト教の関わりが生んだ数々の傑作を通し『キリスト教とは何か。』を読み解くアプリです。
『100点の西洋美術で読み解く「キリスト教とは何か。」』は、有名な西洋美術100点の写真を収録した iPad アプリケーションです。
Pen BOOKS の「キリスト教とは何か。」の発売を記念したもので、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」などの絵画から、ミケランジェロの「ピエタ」などの彫刻まで、キリスト教に関連する作品が取り上げられています。
サポート : 写真素材・ストックフォトの【アマナイメージズ】
アプリケーションは無料ですが、書籍「キリスト教とは何か。」の宣伝を兼ねているようで、起動時に広告が表示されます。
広告の後は、収録作品のサムネイルを並べた画面になります。
自由にスクロールして、好きな作品を選ぶことができます。
タップすると、作品の写真を表示。スワイプで前後の作品に切り替えられますが、スライドショーで作品の閲覧も可能です。
作品一覧から鑑賞する作品を選ぶこともできます。
ツールバーの書類のアイコンをタップすると、解説を表示。左下のボタンをタップすると Safari を起動し、写真の提供元「amanaimages」の購入ページを開きます。
中央のアイコンから作品を並べ替えて表示も可能です。
『100点の西洋美術で読み解く「キリスト教とは何か。」』を選択すると、書籍の内容に沿って、國學院大学文学部准教授の池上英洋氏による解説を交えながら、作品を鑑賞できます。
そのほかにも「聖書を巡る主要登場人物」「作品名」「所蔵国」で並べ替え可能です。
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