二十一世紀を旅できるって本当ですか?
二十世紀には様々なものが作られ、始まりました。その一方で様々なものが壊され、終わった百年でもありました。そして今、私たちは二十一世紀に生きています。地球の人口はもう七十億人を超えたそうです。私たちはこれからどんなことに出会うのでしょうか。何が作られ、何が始まるのでしょう。
2003年に最初のバージョンが公開された OS X 用のスクリーンセーバ『二十世紀ボヤージ』、古くからの Mac ユーザならご存知の方も多いのではないでしょうか?(過去のレビュー)
今回ご紹介する『二十一世紀ボヤージ (The 21st Century Voyage)』は、旧スクリーンセーバの美麗なグラフィックを引き継ぎ、OS X 用の映像アプリケーションとして再開発されたものです。
テーマは「今を知り、20世紀を振り返る」
美しい地球を背景に、20世紀から今日に至るまでに起きたさまざまな出来事がランダムに浮かんでは消えていきます。
「NHKオンライン」の RSS フィードから取得した最新のニュースも流れます。
時には著名人の格言も表示し、Mac の画面を眺めているだけでも楽しめます。
経過年数を意識、当時の様子が感じとれるような表現も
アプリケーション版では、旧版にはなかった表現も追加されています。
一つは「経過年数」。開発者の Twitter によると、「歴史が過去の点ではなくて、今この瞬間とつながる線的な感覚で感じられるのではないか?との思いから追加」したものだそうです。
もう一つは、 言葉だけでなく写真を用いて歴史を振り返る表現です。Googleの「LIFE photo archive」の写真を使用しています。
3種類のカラーテーマ
デフォルトの「青空」のほか、「夕焼け」「深夜」のカラーテーマを備え、環境設定の「ビジュアル」で切り替えることができます。
スクリーンセーバのようにフルスクリーンで表示するほか、通常のウインドウにも切り替え可能です。
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